20周年の幕開けに相応しいセッション🎙️🎸🥁🎹
「ズッコケ男道」
リリースされた2007年は、彼らの存在すら知らなかった。当時ファンの方々がどんな想いで新曲を受け止めたのか、残念ながら私にはわからない。
ファンになってからは、悲しいかな「またか…」というため息と共に披露されるようになっていた。彼らや楽曲が悪いわけではないけどね。
後々大倉くんのコメントで知ることになる「楽曲(シングル曲?)は歌でもダンスでもいけるように作っている」という裏設定。これが見事にハマったのが『ズッコケ男道』になるのかな。
初期の頃とアレンジが変わっている。特に間奏とラストのヤスくん無双が好き。横山くんと村上くんが歌唱の屋台骨になっている。なぜか前に出てくるベーシストと力強く締める最年少には安心感がある。
この先も長く愛される定番曲であり続けますように。
テレビ生放送も高クオリティを望みたいところだが、特にシングル曲は、制作に関わっていない、新曲が馴染むまで1年以上かかる(大倉くん談)、その他諸事情により、今後も不安定さを露呈するかもしれない。
それを踏まえた上で敢えて言いたいのは、例えば生放送の特番なんて音楽を軽く扱っているものが多いし、そもそも22時以降なんてシラフで歌う時間帯ではないし。もう十分知名度はあるのだから、別のメディアで、じっくり「本気の音楽」を提供する機会があってもいいのではと思う今日この頃。
「友よ」
5人になり迷路にハマりかけていたあの頃。彼らはジャニーさんのお別れ会の直後、富士山の麓で、食材を買い、料理し、お酒を飲み、語り合い、寝起きドッキリをしていた(笑)
楽天的な私ですら「もう終わりなのかな」と覚悟していたあの頃。そんな中『友よ』を聴き、特典映像を視聴し、何とか踏みとどまった。
非常にポテンシャルの高い楽曲だと思っていたが、次第に歌唱する機会が減っていく。最後にテレビで聴いたのは、クロニクルFの最終回だったかな。
今回の『友よ』は、あのときの感動を軽く超えた。こんなにも大きく育ち深く刺さる作品になるんだね。
ヤスくんのブレスレット。マルちゃんの表情。私の乾き切った涙腺(ドライアイともいう)からもポロリと涙が流れ落ちた。
熱闘甲子園のテーマソングとして知名度が高い『オモイダマ』のように、ここぞ!という舞台で披露される楽曲になると確信している。
2024年の年明けは大波乱。お日柄の良さなんて関係ないという現実の厳しさを思い知る。私は何をするべきか、何をしてはいけないか、考える。
そして事務所問題。今は静かだが、他界隈も含め水面下で燻っているだろう。
昨年、私なりに注意深く観察し、咀嚼し、導き出した答えがある。
ひとつは「エンタメを含む文化芸術を今以上に大切にする」もうひとつは「弱者ビジネスには絶対に関わらない」まずはこの2つ。
「マスコミを信用しない」は何年も前から継続中なので省略。「政治」「経済」は引き続き注意深く観察。今年はそこに「新会社新経営陣」も加わる。
20周年の幕開けに相応しいセッションに心躍りながらも、一抹の寂しさを感じる年始。そう、幕が閉じる日が近づいているのだ。
私は今まで通り意地張って生きていくので、笑顔であっさりと流していく予定。
この身に代えてでも守りたいものは、1円にもならない「信念」ってやつだったりするんだよ
おしまい