いよいよ明日夜です!@Tokyo_Jazz_Fes https://t.co/ZLJmV4mYDs
— 東京芸術劇場 (@geigeki_info) 2022年8月18日
「中村佳穂さんの歌声を聴く」このフェスに行こうと思った理由のひとつ。
実際会場で聴いた感想を簡単に。
例えば玉置浩二さんやMISIAさんは、場の空気を瞬時に変え、絶対的王者として君臨するボーカル。中村佳穂さんは、場の空気に溶け込み、舞台や客席を漂っているようなボーカル。よく「手は生き物、声は祈り」とおっしゃっているけど、それを体現していた。「ヤスくんは彼女に近いのかも」なんて思った。
ちなみに、私が会場に到着したのは開演30分前。劇場前広場のフリーライブを何気なく眺めていたら、観客の中に彼女の姿が。私服で楽しそうに踊ってた。「私音楽が好きなの!」が全身から漂っていた。開演30分前だけど。
関ジャムや清塚さんともご縁のある江崎文武さんのピアノ、常田さんと同級生で活動を共にしていた石若駿さんのドラムも素晴らしい。特に注目していたのはドラム。オーケストラ打楽器隊を背負いジャズを叩くのって、一体どんなリズム感を持っているのかと。全体的には場に馴染みながらも、ソロは凄まじく。これから多めに活動を追ってみようと思いながらも「大倉くんのドラムも中々なものだよね!」とひとり呟くエイト脳。
まだまだ書きたいことたくさんあるけど、ミレパ繋がりの方々について軽く触れるに留めておく。
多方面に興味が散らばる。
これは私の特徴。必要に迫られない限り深堀できず、浅瀬でチャプチャプしてしまうことが悩みの種だったが、ここにきて「それはそれでよかったかな」と思えてきたという不思議。まあ諦めたというべきかもしれないが。
音楽も、好きなアーティストを追い続けるというよりも、場や状況によって聴くジャンルを変えている。例えば、元気よく飛び出したいときは関ジャニ∞、雑踏の中を早足で歩くときは一定のリズムを刻むインスト、黄昏ながら帰宅するときは藤井風さん「帰ろう」みたいな。
ジャズは歩きながら聴いたら転びそうになるので座って聴く。
そんな散らばり気味な人が長く関ジャニ∞ファンであるというのは、人や音楽が好きであるのはもちろんだけど、広範囲に及ぶ活動がひとつにまとまる「瞬間」に立ち会えたときの多幸感がハンパないからなんだろうな…なんて関ジャニ∞ブログらしく最後にひと言添えておく。
いつか必ずどこかのフェスでお会いできる日がくる。
おしまい