風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

もぎたてホヤホヤ

私の人生訓のひとつ。

よそはよそ、うちはうち

決して独善的になるわけではない。広い視野を保ちながら己を知る…とでも言うべきか。同じものを見ても聞いても、落とし所に個人差がある。仕方ない。思考回路が違うのだから。

違いは刺激であり気づきでもある。そんな思考回路を持った人が書いた感想。生暖かい目で読んで頂ければ幸いだ。

 

●マーメイド

初音源化。この作品の背景を知らなかったので、歌われていた当時のことを有識者に教えてもらった上で、私なりの聴き所ポイントを書いてみた。

・当時影も形もなかった大倉くんのソロで始まる。

・決して「いまどき」ではないアレンジが逆に新鮮。

・踊っている躍動感や息遣いまで伝わってくる。

イントロが流れた瞬間、あの日のスタジアムにワープした。映像化が楽しみだ。

 

アネモネ

原曲を知らなかった。屋外独特の音の散り方をしていたので、メロディも今ひとつ掴みきれなかった。ところがだ。音源化されたアネモネを聴いて唸ってしまった。理由はわかっている。まるで「群像劇」のようだったから。

ひとりの主人公だけにスポットライトを当てるのではなく「集団が巻き起こすドラマ」を「ひとりひとりの感情のうねりが次第に重なりあっていく様」を『アネモネ』という作品に感じたのだ。

今の関ジャニ∞にハマっているかもしれない。

 

喝采

最新シングル曲。ご存知の通りバンド曲であり、多分ロッキンでも披露し盛り上がるであろう曲。ブレないリズム隊。印象的なリードギター。手数が多い鍵盤。そして何よりも驚いたのが、横山くんのギター音の説得力。歌もとてもいいのよ。低音も担当してるよね?

バンド曲といえば『夕闇トレイン』の鍵盤ソロ。表現力が格段に上がっていた。

恐るべしヨコヒナ。

 

過去を懐かしむ人。今を楽しむ人。どちらも嘆く人。どちらも楽しむ人。別にどれでもいい。それぞれが感じたことを大切に。

決して時間は戻らない。だから過去を包み込んだ上で、今を、未来を楽しむ。これは過去に戻りたいと思ったことがない私の人生訓。

 

18祭で彼らの優しさと逞しさを知った。

あるべき場所を知る人の強さなのだろうか。

 

激流に翻弄される時代に

一筋の光を見た。

 

おしまい