風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

魂の歌(完結編)

堂々の「完結編」

読み応えあり。是非雑誌を購入し(以下略)

10代の頃から社会の荒波にもまれた人たちが、40代を目前にして何を思うのか。

何度も書いているけど、このブログは最初から関ジャニ∞の「お仕事」ブログであり、これが私の「推し方」である。変なファンだけど好きにさせてね(笑)

 

このグループの1番いいところは柔軟性

まずは、ある種の聖域ヨコヒナの対談。

いかようにでも対応できること、引き出しの多さで向き合うことを「柔軟性」と表現していた村上くん。

グループ活動はお互いを尊重し合って続けていくことが大切。横山くんはグループの関係性を「夫婦」に例えていた。

ちなみに私の場合「黙ってついてこい」という人とは一緒に暮らせないという自覚があったから「黙ってついてくるな」タイプと結婚した。割と平和に暮らしている。

どんなグループでも夫婦でも、相手を尊重するために、意思疎通を図ることや程よい距離を保つのは当然のこと。日々努力。

そんな二人は「お互いこんな風に思ってるんだ」という目で見られるのが嫌だと言う。マルちゃんも似たようなこと話していたけど、安っぽくなるからこそ、仕事をしづらくなるからこそ、何よりも正確に伝わらないことがわかっているからこそ、話したくない聖域なのかもしれない。 

16年以上やってきて、また新しい目標を持つことができた

続いて、頼もしい弟になった元関ジミ3の対談。

歌番組の合間、前のアーティストのパフォーマンスを見ながらマニアックな会話をするようになった3人。ボイトレで技術よりも体の中の話をしていて、それが共通言語になっているらしい。

ボイトレの成果は体の中で起こっている変化だから、言葉で説明するのは無理。歌としての厚みが届くのもまだ先のこと。「それが楽しみなのと同じくらい絶望した」らしいマルちゃん。こちらも日々努力。

安倉先生との出会いは大きかったね。多忙だった頃に出会っていたらどうなっていたかはわからない。何事もタイミング。 

僕らがすべき努力は数字を上げるための頑張りではなくなっている

最後は、5人揃ってガヤガヤと。

私たちファンから見えている数字なんて、鵜呑みにしてはいけない。視聴率だってCD売上枚数だって再生回数だって、決して不正ではないが、何らかの「からくり」はあると思う。

彼らはもっと細かな情報を把握しているだろう。 その上で「そこだけに目標を置いているわけではない」「いろいろ経験をしている分の厚みや実力で勝負しなくては」という共通認識があるのなら一安心。

今の課題は、関ジャニ∞を認知しているライトなファンにCDを手に取ってもらうこと。私の友達も、カラオケで歌うけど「最新曲は知らない」人が多かった。

手っ取り早いのはサブスクかもしれないけど、CDである必要があるのかな。

(嵐の曲をダウンロードして聴いていた人は結構いたけどね)

 

もちろんアルバムとドームツアーだけやれたらいいてわけでもなく、もっと何か仕掛けていこうと考えている。何も考えずに1年過ごすという選択肢はまずない。 

1番然るべき効果的なタイミングで皆さんに楽しんでもらえるように仕込む。

今はそれに向かって頑張っている最中。

マルちゃんが匂わせていたことかな?これは楽しみだね!

  

最後にインタビュアーによる冒頭コメントについて

「特にアイドルは年を重ねていくなかでデビュー当時のモチベーションを保ち続けるのは不可能に近い」(大倉談)それゆえ、デビューから15年以上たったタイミングで関ジャニ∞が確認し合った存続の意味は甚大な意味を持つ。

閉じることも覚悟したという激動の3年を乗り越えての今。表に出ている情報だけではわからないこともたくさんあるだろう。続けてきてくれてありがとうという想いと同時に「なぜここまで身を削り進路を決断しなくてはいけないのか」「もう少し柔軟な選択肢があってもいいのではないか」と思ってしまう。

でも変わっていくよね。アイドルだけではなく多くの人の働き方が。

関ジャニ∞の「再構築のプロセス」は、拡大し続けるアイドル市場で一つのヒントになっていくはず。その序章は始まったばかり。

私の要注目ポイント。

自分たちのためにも、後輩たちのためにも、柔軟性を保ちながら新しい可能性を模索し続けて欲しい。それが仕事をするモチベーションになるかもしれないし、表現の幅や深さに繋がっていくかもしれない。

 

楽しむ!

5人の共通した想い。

 

冷めた仕事観を持つ私だが、仕事自体は好き。難しいのは対人関係。これは仕事だけではなく一生ついてまわること。でも難しさの先には楽しみがきっとある。

関ジャニ∞を、5人の関係を、大切にね!

 

おしまい