【2月号発売中!】
— 日経エンタテインメント! (@nikkei_ent) 2021年1月4日
集中連載「#関ジャニ∞“魂の歌”」、第5回は #大倉忠義 さん。「僕はグループ至上主義なので、グループがなくなったら、この仕事を続ける気はないですね」ときっぱり言い切る彼に、関ジャニ∞のこれまでとこれから、そして自身の仕事の向き合い方について語ってもらいました。 pic.twitter.com/bRQxUJ7h0v
読み応えあり。是非雑誌を購入して内容を確認して欲しい。以上!
マルちゃんの回と同じ(笑)
ブログに書く時点で私目線のバイアスがかかってしまうわけだが…冷めた仕事観を持つ人が書いた寄り道多めの感想でよろしければどうぞ。
まずはいきなり
このグループが終わる時は、自分の芸能生活も終わる時
グループを続ける覚悟が伝わってくると共に「グループでなければ芸能生活を続ける意味がない」というこだわりを感じる。これは芸能に未練がないというよりは「界」に未練がないということかもしれない。
本音なしでは乗り越えられない
「ぼち夜」を語る大倉くん。私はあの映像を見て、『友よ』を聴いて、納得したファンのひとり。はっきりと見えてきた道筋があった。誰が正しいとか間違っているとかではない。それぞれが選んだ道を進めていればいい。
アイドル業を対価や見返りを求めてやっていたら多分続かない
私の仕事観はこれに近い。そもそも対価はお給料として頂いているのに、さらに見返りを求めるとメンドクサイことになる。例えば「子供の頃からの夢を叶えさせて欲しい」とか。それは自分で稼いだお金や自分で作った時間でやればいいこと。組織的に動く会社で、方向性の違う個人的な夢を語りすぎると周りの人に迷惑をかける。
(注:このブログは主に私の失敗談から成り立っている笑)
それじゃあ仕事は夢のない辛いだけの作業なのかということになるが、大倉くんがいう「使命」を全うすることができた人が、どこかの誰かにとって価値あるものを残し「あれ?いつの間にか見返り的なものを手に入れたぞ」になるのではないだろうか。
波があったから続いているのかも
7のまま進んでいても終わっていたかもしれないし
あくまでも私個人の考えだけど「7」のまま続いていたらどこかで空中分解していたような気がする。独立した二人の音楽や活動の違いを目の当たりにしたことが、その考えに至った理由のひとつではあるが。
グループは存続させていくこと自体本当に難しい
この界隈に足を踏み入れた数年前からずっと思っていること。ジャニーズは、主にグループ単位で売り出しブランド価値を高めていくわけだから、足並みを揃えたグループ活動中心になるのは仕方ない。でも彼らは血の通った人間。チョコモナカジャンボのように整然と商品ケースの中に収まり続けるのは難しいし…何よりも寒い。
それならば、これから先ライブ活動に主軸を置きつつ、ある程度の年数を経たらTOKIO兄さんたちのようにグループを法人化し、それを背負って仕事の幅を広げるのも選択肢のひとつかもしれない。
(TOKIOが鉄腕DASHから仕事を広げたように関ジャムから音楽フェスを立ち上げるとかクロニクルからジビエ食堂を展開するとか笑)
アイドルはマルチタスクだから
マルチタスクというワードをさらっと使うアイドル。元々はコンピューター用語だと思うが「複数の作業を同時もしくは短時間に切り替えながら行う」という仕事のやり方が馴染み深い。
アイドルである以上、いろんなことにエネルギーを分配しなくてはいけないから、凄く中途半端だったと思うけど、それが僕なりの一生懸命だった。
リアルタイムでジャニーズの歴史を見てきたわけではないが、音楽番組が減りSMAPがバラエティに進出したことでアイドルの活躍の場が広がったということは知っている。そんなアイドル戦国時代(この表現でいいのかな?)に、主流ではなく隙間産業を模索し続けた彼らの経験は、この先大きな武器になっていくのでは。
(メインストリームだけではなくいろんな道があることを関ジャニ∞の活動を通して後輩たちに示したいと語っている大倉くん)
唯一無二なジャニーズの世界観
はやり廃りのないファミリーな応援と成長の関係を構築したのがジャニーさんなんだと思う
対世界である韓流と、ジャニーズの違いを語っていたのが興味深い。ジャニーズも海外に目を向けていくと思うが、考えるのは技術じゃなくてコンセプト。それこそ単にメインストリームに寄るのではなく、コンセプト寄りの小さなコミュニティを大きくするのもありではないかとも語っていた。
そして、ライバルは多くなったけど、関ジャニ∞はまだまだ隙間を探すと(笑)
私はそもそも「海外進出」の定義がよくわからない。主にジャニーさんが生まれたアメリカや市場規模が大きい(と思われる)中国に目を向けているのかもしれないが、それはあくまでビジネス上の話。海外を目指したいと言っている若者たちは、具体的にどのあたりを目指し、どんな音楽や表現を発信したいのだろうか。
(単に私が知らないだけかもしれないが)
関ジャムでユーミンが語った「イスラエル人歌手に影響され曲を作った」というエピソードを聞いて「どこでその人の音楽を聴けるの?」と探し始めてしまう私は、メインストリームではなく隙間を狙っていこうと思う。
ちょっと意味が違う気もするけど(笑)
2021年は、何度目かの「新生・関ジャニ∞」の飛躍の年にするつもりだ
自分たちはずっと音楽に向き合ってきたグループだから、まずバンドしている姿を見せたい。
最近お目にかかることがないバンド活動について話してくれたのは、5人になってから初めてかな。今は、フロントマンがいなくなったグループの歌唱力を底上げしながら、水面下でバンド活動のプロジェクトを進めているのかもしれない。
新しい道を進もうとすると賛否両論が出てくるのは仕方ない。アイドルしている姿をもっと見たいという人もいるだろう。でもそれはライブやインスタで見れるのでは。嵐のインスタ動画とか結構楽しかったから秘かに期待している。
(ガシガシ踊る他のグループと掛け持ちするのもありだと思う)
関ジャニ∞には15年、16年ついてきてくれる人たちもたくさんいる。僕らはその人たちを大切にしながら、この先も未来をつくっていきたい。
ここが彼らの凄いところ。私が最近念仏のように唱えている「変わらないために変わる」まさにそれを体現してくれるのではなかろうか。
私は大倉くんが言うところの「新しく応援してくれる人」だが、粛々と課金しながら、共にワクワクしていきたい。
これで「魂の歌」全5回終了!と思いきや、次号は「魂の歌・完結編」として、表紙&巻頭インタビューが掲載されるらしい。先日発売された「TVガイドPERSON」と内容が被るのか、目新しい話が読めるのか。ワクワクしながら待っていよう。
おしまい