風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

Re:永遠

ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

日本三大随筆のひとつ「方丈記

世の中の全てのものは移り変わりいつまでも同じものはないのだよ君たち…と鴨長明さんが書き綴った「無常観」

この随筆は、東日本大震災後に「災害文学」としても注目を集めた。今から約2年前の春頃には、界隈の一部で引用されていたこともある。その後「永遠などない」という新オタク用語が誕生したのは周知のとおりだ。

そして昨日のT氏退所会見。文字起こしされたコメントと数枚の写真にサラリと目を通しただけだが、隣に座っていた人物のインパクトが強すぎて、主役のコメントは殆ど入ってこなかった。今度は何が誕生するのだろう。

 

ファンの方々は辛いと思う。私は一応女性の味方だから(ホントか?)行き場のない感情を持て余している女性ファンの方々を思うと心が痛む(これホント)

その一方で「彼」を含めた男性には、優しく微笑みながら「御託を並べてないでさっさと行動で示してね♥」と伝えていくスタイル。おや?男性社会で拗らせた恨みつらみが積もっているのかな(笑)

そんな環境で私が身につけた技は、現実を冷静に見る「眼」と、とめどなく溢れ出してくる「感情」の完全分離方式。

「いやいやオタク活動は仕事じゃなく趣味だから」「感情をコントロールするなんてムリ」と言われてしまったら返す言葉もないが。

それならば感情を爆発させて「ポエマー」を目指してみるのはどうだろうか。「ブログ」を書くのもいいかもしれない。アナログでもデジタルでも構わない。ため込み振り回されるくらいなら、この感情を爆発させて文化芸術哲学を生みだすのも選択肢のひとつだと思う。

 

でも「依存」はダメ。依存対象に「支配」され続けるだけだから。

(彼だけを信じる、明るい未来だけを信じる、というのはその典型だと私は思う)

どんなに苦しくても、自分の頭で考え自分の足で歩けば、道は開けるから。

 

私は約5年間、関ジャニ∞ファンを続けている。色々すったもんだがあったし、これからもあるだろうけど、それも含めてファンを続けていくつもりだ。ハコ推しオタクとして課金するのはこれが最初で最後。だからできるだけ長く楽しく活動してね。

すばるくんと亮ちゃんの活動も追っている。すばるくんには「歌を歌わせて頂けませんか」とお願いされたのですぐに「了解!」となった。亮ちゃんの活動はやや不透明だったが、先日のインタビュー記事に書かれていた「理想はナスD」というコメントを読んで「ストン!」と落としどころが見つかったような気がした。亮ちゃんが言わんとしていることを正しく受け止められたかどうかはわからないけど。

 

どんなに綺麗な花を咲かせようが、立派な枝葉を広げようが、土壌も環境も整っていようが、根が強くなければ「次」はない。

どんな時代になろうと最後は「心根」なのかな。むずい。

 

おしまい