風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

RIDE ON TIME④

遂にドーム公演が始まった。

2016年『関ジャニ'sエイターテインメント』から欠かさずドーム公演に行っているが、初日は未体験。情報なしの状態で真正面から『歓喜の舞台』を味わってみたかったな。いつかどこかで叶うといいな。

今は静かに映像化を待っている。

 

見慣れた感のある楽屋風景。

バイキング形式みたいな食事処には、いつもの卵と納豆とメンバーが。横山くんとヤスくんはあまり登場しない。

村上くんは読書。解析班によると「量子論」らしい。以前たけしさんに「素数」の本を薦められていたのを知り「読みたい本」に登録してみたものの、あれから1ミリも動かず埃をかぶっていることを思い出した。

 

変わってきた感のある楽屋風景。

体のケアが念入りになった。本番前に楽器自主練する人が増えた。大倉くんがゲーム機を持ち込んでいた。

そして、5人がソファーに座っているシーン。

寂しくなるくらい楽屋に空間ができてしまった時期もあったけど、この3年でようやく密集感とバランス感を取り戻したように思う。ひとりひとつになったソファー席が小さく感じるくらい、それぞれの存在感も増していた。

 

「18祭ドーム公演は大きな節目になった」

メンバーもファンも口々にそう語る。私もそう思う。と同時に、節目以降どんな切り口で活動していくのか、興味深く見守っていきたい。

 

何を美しいと感じるか、それに生き様が現れるというのなら、何に怒りを感じるのかにその人の本質が現れる。

またしてもNHK土曜ドラマ『探偵ロマンス』から、主人公太郎さん(後の江戸川乱歩)の台詞を引用し、無理やり関ジャニ∞に当てはめてみる。

美しいと感じることは多々あるけど、敢えてひとつに絞るとしたら「歓喜の舞台に立った瞬間の輝き」になるかな。怒りはたったひとつ。ヤスくんの体調不良に関する諸々。もちろんヤスくんに対してではない。

ここから導き出されるのは「刹那と命」。いまだに中二病患っている人が思いつきそうな単語だけど(笑)案外的を得ているのかもしれない。

 

見応えのあるドキュメンタリー番組。

続けてくれてありがとう!心からの感謝を添えて。

 

おしまい