風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

関ジャム0226「Endless SHOCK」

関ジャニ∞ファンになって約1年半。一度もアイドルファンを経験したことがなかった私にとっては、新しい扉を開く日々。絶対に興味を持つことなどないと思っていたジャニーズ事務所のあれやこれやなどは、驚きを通り越し、1周回って熱視線すら送っています。やや時流に逆らっている感もありますが…まぁいいか。

とはいえ、他のグループのことは未だによくわかりません。でも「Kinki Kids」さんは、コンビとしての活躍ぶりもそうですが、ふたりの関係性や個々の活動に、秘かに興味を抱いていました。

そんな知識の乏しい人間ではありますが、私なりの感想などを書いてみます。

 堂本光一さんの演出家としての光と影

TVで見せている顔しか知りませんでした。好んで見ていた番組は「堂本兄弟」今は「ブンブブーン」を時々見ています。TVで見た堂本光一さんの印象は「脱力系のクールな王子様」だったのですが…。

舞台の演出家として熱く語る姿は、今まで見たことのないものでした。ジャニーさんへの想い、演出のこだわり、美意識の高さ。数え上げたらキリがありません。

既に公演数が1400回を超え、今なおチケット入手困難な舞台を続けている人が「脱力系」であるはずがなく。今さら失礼な印象でした。

「継続」することの難しさは、年を重ねるごとに身に沁みてきます。何かを成し遂げるための「継続」は大切ですが、それに囚われ過ぎると視野が狭くなり道を見失う。様々なことを取捨選択しながら「継続」していくには、それなりの「理由」や「覚悟」がなくてはいけないような気がします。彼にとっては「尊敬する人への恩返し」がそれにあたるのかな…なんて思いながら、話に聞き入っていました。

先日放送された「SONGS」で「自分を利用しようとする大人が、子供の頃からわかってしまった」と語っていました。最近発売された雑誌で村上さんが語った「今では自分に対する相手の熱量がわかってしまう」も、近いものがあるかもしれません。

そんな子供たちを見出し育て上げ、絶対的な信頼を寄せられているジャニーさんの「舞台への情熱」を感じるとともに、人を育てることに専念していたからできたことなのかもしれない、経営者の目線になっていたらできなかったかもしれない…なんて考えてしまい…。

音楽番組の正しい視聴の仕方ではありませんね(笑)。

ジャムセッション「Slave Maker」

関ジャニ∞の楽曲以外は、シングル曲くらいしか知りませんが、待ったなしの舞台で培った歌唱力と表現力は「光一さんが主役」という丸山さんの前振りに納得です。

そんな丸山さんのベース。以前関ジャニ∞全員で、坂本昌行さんのソロ曲「shelter」を演奏したときにもそうでしたが「男性フェロモン」が漂っていました。

具体的にどこから漂ってきているのでしょうか。今話題の「鎖骨」でしょうか(笑)。ちょっとオネエみたいなところがあったり、ふんわりと柔らかい少年らしいところもあったり、ソファーとお友達のおじさんになったり(失礼)ホント不思議な人です。

丸山さんのベースに錦戸さんのギターが乗った様を「男性フェロモンダブル乗せ」と秘かに命名しています。「YELL」「メリーアン」に続き「Slave Maker」も、永久保存版マイコレクションになりました。

今回のジャムセッションは、いつもと違い「CMを挟まず」オンエアされました。とてもいい流れでした。これからもこの流れで進行するといいのですが…。

 

最後に…

珍しく古田支配人が不在。今は舞台「足跡姫」に出演されていますし、4月からはホームである「劇団☆新感線」の舞台「髑髏城の七人」が控えています。本番や稽古などで多忙を極めているのでしょうか。

先日「足跡姫」を観劇してきたのですが…凄いわ支配人。舞台に登場しただけで笑いが巻き起こったと思ったら、別人格になりきり長台詞で会場全体を圧倒する。そんな古田支配人はもちろんですが、宮沢りえさんの艶姿も堪能できた、満足感一杯の2時間半でした。

一緒に仕事しているエイトさんたちも、支配人から刺激を受けているでしょうか。

ジャニーズを代表する舞台「Endless SHOCK」や「滝沢歌舞伎」などとはまた違う、関ジャニ∞にしかできないエンターテイメントを、期待しています。

おしまい