風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

真実の欠片を探せ

真野さん、亮ちゃん、お疲れさまでした!

ロンバケで終わっていたはずの「私の月9」でしたが、絶対零度に続きトレースも、最後まで視聴することができました。

ノンナちゃんの恋が実を結ぶのかと思いきや、虎丸さんと男同士の絆が深まったり、科学捜査を重ねた結果が、サイコパスだったり。

月9らしからぬ展開でしたが…

「しっかり前を向いて歩いていきたい」

過去に固執し自身の歪みから抜け出せない壇刑事部長と、過去を知り前を向いて歩きだした真野さんの「違い」を考えてしまうドラマでもありました。

ラストシーンに向かってイイ感じで『crystal』が流れていたところ、突然目を見開いた壇刑事部長さま(笑)。続編か映画化に含みを持たせたのか、そんなに簡単なものではないのだよ人生は…というメッセージなのか…。

 

ひとつのドラマが終わると、ネット上で様々なコメントが飛び交います。好意的なものもあれば、まあよくそこまで思いつくものだという批判的なものもあり…。

これを受け止めて(もしくはスルーして)次の作品に繋げていくには、強い精神力(もしくは鈍感力)や動機づけがなくてはできないことだ、と思った次第です。

大倉くんが先週のラジオで話していたこと。

「自分を好きでいてくれる人たちに誠実でありたい」けれど「自分を嫌いな人たちの負の力に引っ張られる」という現実。負の力に抗う難しさ。

わかる…凄くよくわかる…。

でも負の力も人の本質のひとつであり、生きている限りなくならないものだと悟り開き直ったのが、ブログ主35歳の春(笑)。そのとき急に肩から力が抜け、自分の立ち位置と道筋が見えてきたことを、うっすらと覚えています。

35歳は人生のターニングポイント。これは私にとっての「真実」です。

 

私が勝手に決めたターニングポイント世代であるエイトさんたち。

それぞれがどんな道を選択していくのかは、わかりません。でも「真実の欠片」を集め、客観的に見極め、それなりの「仮説」を立てることはできます。

でも結局は、起こった「事実」が全て。

それがどんな「事実」であれ受け止めつつ、「仮説」との差異を「真実の欠片」として集めることも大切。それが荒波をしぶとく生き抜く術。

 

「真実の欠片」を集める以前に、知っておかなくてはいけない「知識」もあります。

例えば、ライブ会場入場時に必要な「本人確認書類」や「マイナンバーカード」について。これは、興味ないとか面倒くさいでは済まされない話です。

知らないということは、偽の情報に振り回され騙される確率が高くなること。何もかも知るのは不可能ですが、正しく知る努力をすべきだと感じる今日この頃です。

 

ドラマの感想のはずが、とんでもない方向に話が飛んでしまいましたが…笑。

一番書きたかったことは、真野さんに、亮ちゃんに「気持ち悪い」と言われないために「真実の欠片を集め続けたい」ということでした。

(虎丸さんの主観的な「刑事の勘」もこれまた大切)

 

生きるって難しい…けど楽しい…。

 

おしまい