風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

ジャムセッション

ある意味スペシャルな「ジャムセッション」×2でした。

 

まずは、tornの歌に村上くんのグランドピアノで、中島みゆきさんの「糸」

ライブに行くとtorn人気の凄さがよくわかります。ふたり並んだ姿は、月明かりに照らされ輝く華のようであり、水面から這い上がってくる妖のようでもあり…。

婦女子の双眼鏡使用率が格段に上がるのはもちろんですが、多感な年頃の青少年たちも「カ…カッコイイ…」と呟いていたことを、私は聞き逃しませんでした。

(男性の双眼鏡使用率が上がるのはking…当ブログ調べ)

縦横の糸を交互に紡ぎながら、最後のパートをふたりで歌い始めた瞬間、心の中で「キター!」と叫んでいた私。人気者の宿命と簡単に片付けたくはありませんが、何かと騒がしい彼らの周辺各地。その荒れ地を緊張感を持ちながらも悠然と通り過ぎていく、しなやかな「糸」でした。

 

続いて、山田の歌に横山くんのリズム&チャイムで、ミスチルの「星になれたら」

私が人生初のファンクラブに入ってまで関ジャニ∞のライブに行こうとしたのは、「生の『THE LIGHT』を聴くべし」という天からのお告げがあったから…笑。

その頃から僅か3年で、一気に大人びたふたり。荒波に身を任せ柔軟に対応しようとしている人と、荒れた道をブルドーザーみたいにガッサーと道幅を広げていこうとしている人に、生き様の違いはあれど、歌声は変わらずの山田クオリティ。

(ところで横山くんの変わらなさはいったいどういうことなのだろうか…)

丸ちゃんが、ミスチル桜井さんの歌声に寄せているという感想もありましたが、私のポンコツ耳には、歌い方も声質も全く違って聞こえていました。

ふたりとも原曲と歌い手に敬意を払い、とても丁寧に歌っていたように思います。

 

地上波で『crystal』を披露する機会がなかなか巡ってきません。

大倉くんの足の怪我の影響か、個々の仕事が多忙でバンド練習する時間がないのか、大人の事情があるのか…。理由はわかりませんが、それがわかるときがきてもこなくても、私はどちらでも構いません。

秘かに楽しみにしていたので残念ではありますが、関ジャニ∞は、こんなにも素敵な冠番組を持ち、セッションもしてくれる。そこには確実に成長した姿がある…。

とても贅沢な楽しみがほぼ毎週あることに、ただただ感謝しています。

 

 

急いては事を仕損じる…気長にお待ちしております。

 

おしまい