風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

横浜アリーナの8BEAT

私が入ったのは、横浜アリーナ最終日夜の部。1日2回公演でもアラフォーたちは疲れ知らず。MCが長くなり終了は午後9時近くに。

(主にヨコヒナジュニアのバトル笑)

関ジャニ∞のライブは、ドーム公演しか入ったことがない。アリーナになったらどうなるのだろうと思っていたら、コンパクトに纏まった感がありつつも「らしさ」は変わらず。逆に「ドームに戻ったときの演出はどうなるのだろう」という好奇心がわいてきた。いくつかの新しい演出や仕掛けがあったからね。

 

全体を通して感じたのは、アルバム収録曲の方がグループに馴染んでいたということ。制作段階から関わっているからなのか、歌いこんでいるからなのか、5人に合わせて作られているからなのか、私が勝手にそう感じただけなのか。

ヤスくんが「5人全員ボーカル」という目標を掲げたあの日。正直に書くと、ファンになる前から「リレー方式歌唱」があまり得意ではなかった。でも今は、ソロ、ユニゾン、ハモリ、ラップという武器を上手く織り交ぜながら、全員の個性を消すことなく一つの世界観を作れるグループになったことに、惜しみない拍手を送りたい。

バンドパートは、サポートなしにまず驚く。5人の音は厚みがあった。歌もきちんと乗っていた。年初に発売された雑誌で、大倉くんが「自分たちはずっと音楽に向き合ってきたグループだから、まずはバンドしている姿を見せたい」と語っていた通り。しっかりその姿を見せてもらった。

横山くんの立ち位置が、上下左右に動いていたのも新鮮。トラちゃんはもちろん、彼のギターが5人の音に厚みを持たせていた。コロナ禍、音楽に真摯に向き合っていたのだろう。ゴスペラーズ北山さんの助言を思い出しながら、そんなことを思う。

横山くん、あなたはかっこいい。これからもっとかっこいい人になるよ。

 

オーラスを配信で視聴できるのはありがたい。私はサイド席だったので、正面からのパフォーマンスは見れていないので。

グループが存続している限りは、程よい距離感で長くおつきあいしていこうと改めて思った。だから、できるだけ長く活動してね。

 

なんかこの関係、熟年夫婦みたいだな(笑)

 

おしまい