風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

アイドルと私

私シリーズ第9弾。

関ジャニ∞ファンになるまでは、アイドルに1ミリも触れず生きてきた。

(1度だけお付き合いでSMAPコンサートに行ったけど)

それなのに、なぜこのタイトルにしてしまったのか。アイドルについて何を語れるというのか。自分でもわからない。だからいつも通り、思いつくまま書いているうちに着地点を見失うスタイルで進めてみる。

 

学生時代、女子が集まって音楽番組について熱心に語っていたのは知っている。休み時間や放課後に、ダンスを真似したり、写真やグッズを持ち寄って情報交換していたのも知っている。

その頃私は外にいた(笑)

広い空の下に、風そよぐ緑の中に、暖かい土の上に、答えがあると信じていた。なんか良い感じの書き方をしているけど、要するに「じっとしているのが苦手」な子供だった。

社会人時代前期、アイドル好きとは出会わなかった。周りはバンド好き、アウトドア好きばかりだったので、屋内外問わずたくさんのライブに行き、たくさんの肉を焼いてきた。

社会人時代中期、やはりアイドル好きとは出会わなかった。うっかり忙しい環境に身を投じてしまったので、貴重な経験はたくさんできたが、プライベートは何をしていたのか殆ど記憶がない。

そして今、社会人後期と呼ぶべきなのか、そもそも社会人とは何なのか、そんなことをグダグダ考える時間ができたとき、突然アイドルと呼ばれている人たちと遭遇した。ほぼ出会い頭の衝突だ。

とはいえ、彼らのことは「面白いお兄ちゃんたちだな」「やけに綺麗な顔をしているけど」「どこの事務所に所属している芸人さんだろう」「いやどこかの音楽番組で見たことあるぞ」くらいの認識。

ジャニーズ所属と知ったとき、本気で「あ…お祭り忍者の人たちか」と勘違い。きちんと把握していなかったことを、今更ではあるがお詫びしたい。

今現在、デビュー組と関西Jrグループ(途中)くらいまでは把握できているが、相変わらず私の周りにアイドル好きは存在しない。界隈が大騒ぎになったとしても、興味すら持たない人たちばかりだ。

でも、皆それぞれ好きな趣味がある。それが私の趣味嗜好と異なっていても、どちらが良いの悪いの言ってないで、尊重しあえる(もしくは静かにスルーする)よう、心配りはしている。

 

実はまだメイキングしか視聴していないが、せっかく「ひとりにしないよ初回限定版A」を貼ったので、感想を簡単に。

彼らは新しい挑戦をしている。スタッフを含め話し合いを重ね、辿り着いた挑戦なのだろう。「先を見据えているな」と思った。

私が彼らなら、同じ道を選ぶと思う。今は、この挑戦の行方を静かに見守る。

 

現実をシビアに見極めながら、夢を持つアイドル。

昨日ネット配信された「Johnny's Village3」で、関西ジャニーズの後輩である藤井流星くんが、先輩の背中に夢を見ていると語っていた。

村上くんの夢は「無人島」購入。素敵な夢だよね!

例えば、着飾る恋みたいなシェアハウス、周りにはプライベート重視のコテージ、音楽スタジオやライブ会場、フットサル場の隣にキャンプ場、サウナ完備の温泉作るなんてどうだろう。

事務所の経費で(笑)

例えば、勤続20年以上で1グループに1無人島なんてどうだろう。今年のライブは無人島から、バーベキューつきで配信されるよ!楽しみ!なんてね。

でも、設備投資にお金かかるし、それに見合う収益を見込めるかわからないし、メンバーが同意するとは限らないし、事務所がそこにお金かけるとも思えないし、そもそも村上くんの夢はそこではないだろうし。

大先輩であるTOKIOやKinkiの活動も面白い。V6の岡田くんなんて、スタントし放題の廃墟を買いそうな勢いだ(笑)

後輩くんたちが、先輩たちの背中に、夢や希望を見つけてくれるといいね。

そして、彼らの夢や希望は、私みたいな王道を外れたファンの楽しみにも繋がっていく。アイドルたちの動きにワクワクしながら、無人島情報をググるのは楽しい。結局は自分が島欲しいだけなんだけど、無理だからせめて夢だけでも。

 

関ジャニ∞は立ち止まらないよ」

先日、ナルニア国から一時帰国したと思われるヤスくんが、素敵なメッセージを投稿してくれた。彼の言葉には、誠実さと説得力がある。

「私も立ち止まらないよ」

何をイキっているのかよくわからない。

 

関ジャニ∞には、FCに加入して長く応援したいと思えるアイドルでいてくれたら嬉しい。そうしたら、事務所も私もウィンウィンだ。これが、アイドルと私。

とりあえず着地できたかな?

 

おしまい