風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

着飾る恋には理由があって(第7話)

第7話感想

「やっと気づけた気がするよ、君のおかげで」

 

だからあれ程「取扱注意」だと言ったのに…。

(前回ブログ終盤の全く参考にならない荒ぶり参照)

ジャージ履いて緩い感じで微笑んでいる姿に気を許してはいけない。ジャケットをバサッと広げ、鳥がザザッと飛んだら、戦いの火蓋が切られた合図。ネクタイ締める儀式なんて、準備運動みたいなものだ。

自分がやっと気づけたのではなく「やっと気づいたのかね藤野くん」と言っているような気がしてならない私は、シャチ社長に何を期待しているのだろうか。

 

3人の「波乱の恋模様」はわかりやすいが、某界隈で衝撃が走った「ハルハセの乱」はよくわからない。

ハルちゃんは真柴ちゃんがドストライクだったのに、いつどこのタイミングでハセちゃんに惹かれたのだろうか?モデル頼まれたとき?洗濯物越しのキス?キャンプでドライブした時点で既に惹かれ始めていた?もしかして真柴ちゃんが同居する前から?

段階を踏みたいのなら次はどうするのだろう?事と次第によっては、再び時空間が歪み、声にならない叫びが聞こえてきそうだ。

ハセちゃんは難しい。奔放なようで「型」を持っているような気がする。ハルちゃんは振り回されるかもしれないけど、好きなら私は止めない。いや、単なる視聴者が止めても仕方ないけど。

駿くん大変なことになってるから、フォローもよろしくね!ハルちゃん先生。

 

香子さん含め、みんな何かしらの「事情」を抱えている。そんな中、真柴ちゃんの好きな人やものに対するひたむきさが眩しい。

 

「ダイヤル回して手を止めた」とか「ポケベルが鳴らなくて」のような、昭和と平成またいできたトレンディドラマから、「SNS」に変わった令和のトレンディドラマ。ロケ地も「そんな場所で偶然出逢って恋に落ちたりする?」な海外ではなく、近場だったり自宅だったり。時代を反映しているのかな。

(ダイヤルやポケベルのドラマは、トレンディではなくドロドロの修羅場だけど笑)

令和のトレンディドラマも「こんなことある?」という設定や展開だったりするけど、私の知る限り、このジャンルは昔から変わらない。その変わらぬスタイルから、視聴者それぞれが好きな「材料」を見つけ出し、好きなようにこねればいいと思う。

私にとって、実にこねがいのあるドラマである。

 

次回ブログ予告

「隆平くんはどこどこ」

 

 おしまい