風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

魂の歌③

自宅でリモート収録をしていた頃、ヤスくんの顔つきや雰囲気が少し変わったなと感じた瞬間があった。自宅だったからかな?もしかしたら「LIFE IS」の存在が大きかったのかな?今更だけどそんなことを思う。

人生で初めて直談判した写真集。ジャニーさんの病室で意志を伝えた。

毎日病室にお見舞いに行き「おはよう」の挨拶をしていたヤスくん。そんな日々の中で病室にいた現社長に、ただの人としての自分の体験をできるだけたくさんの人に共有して、それによって誰かの背中を押せるようなものが作りたいと伝えた。

写真集発売が発表されたとき、若干のざわめきが起こったようだが…

彼は様々な手法でたくさんの人にメッセージを伝えることができる「表現者」として確固たる地位を築き上げた人であり、その道の第一人者も賛同し協力してくれるだけの説得力を持つ人だ。

病気をしたときに体験した「超怪奇現象」の話をして友人を怯えさせてしまう私とは次元が違うのだ!例えが変だけどね(笑)

そんなヤスくんの「表現」に共感する人しない人。そのどちらであっても、心の奥深くに響く「表現」だったのではないだろうか。

私も「LIFE IS」を購入。自然や建築物などの写真集はときどき購入するが「人」を題材とした写真集の購入は、それこそ人生で初めてだ。

感想は…感謝の想いとともに胸の内にしまっておく。

病気してからそのことを公表するまでの1年半は、一番しんどかった。体がどうこうより、ファンの人や世間に隠していることが。

自宅で気を失って骨折していなければ、いまだに公表できていなかったかもしれない髄膜腫の摘出手術。私の仕事観ではあり得ない(あってはいけない)ことだが、エンタメの世界は、病気や怪我などを公表できず、無理をしている人が未だに多いのかもしれない。

前ページに掲載されていた堂本光一くんのインタビュー記事。

特にエンタメの世界は周りへの気遣いとして体調が悪いことを隠す傾向があるけれど、それがもう美学とされる時代じゃないと実感。

コロナ禍にある今現在の舞台に関するコメントではあるが、持病と戦っている剛くんのこともある。エンタメ界の大先輩としてとても重い言葉。生身の人は消耗品ではないし、消費期限があるわけでもないのだ。

(最前で活躍する人の命や健康を守らず一体何を守っているのだろう)

奥行きも持てるように、多面的に聴こえるように、声づくりをしたいなと思って…ボイストレーナーさんに意見をいただきながら勉強中

個性を重視するジャニーズであっても、一定の基準ラインに満たないまま個性を発揮しようとするとうまくいかない…正論中の正論だと素人ながら思う。

ずっと言い続けている5人全員がメインボーカルを張りたい、張れるグループだと思っているは、ヤスくん的に今一番手近な目標のひとつ。メンバー全員がボイトレを受けているらしい。

「そんなのムリ」と薄笑いを浮かべ斜に構えていたら、夢なんて何ひとつ叶わない。私も目標に向かって頑張るよ!自宅でアカペラだけどね(笑)

後輩ともフェアな関係でいたい

立場や年齢や肩書で相手を見るのが嫌いに話は繋がっていくわけだが、このくだりはかなり厳しく言い切っていた。この辺りの嗅覚はメンバー共通で言えること。自分のことは自分で守れないとやってこれなかったから。このコメントからメンバーへの信頼感とエンタメ界を生き抜いていく厳しさが伝わってくる。

ある意味どんな世界でも通じること。あまりこだわりのない私でも、こういう見方をして露骨に対応を変える人と信頼関係は築けない。

僕らって個人個人じゃなくてもう「関ジャニ∞」という概念なんだなって

グループも個人個人の集合体。色合いの濃淡に違いはあれど、いなくなってしまったフロントマン3人も含めての概念だと思う。

(グループに携わった人やファンをも巻き込んで作り上げた概念とでもいうべきか)

5人になり、今までで一番風通しが良く、話せてる部分が多くなってきたようだ。年の功、周りのバックアップ、気付き。様々な要因があると思うが、もうこれは「宿命」だったとしか思えない。

答えがわからないと安易に「宿命」とか使いがち!私あるある(笑)

 

最後に…

ふと気づけば英国方面出身アーティストの音楽ばかり聴いている私。アテネオリンピック開会式で歌っていたビョークを取り憑かれたように聴いていたこともあった。

そんなアーティスト寄りの曲を作ったというヤスくん。もしソロライブがあったら、照明は目に優しく、背景に自然や動物の映像を流すのはどうかな?いっそのこと舞台と融合する?大山田のスリーピースバンドなんていかが?アコギ3本セッションもいけるでしょう。

 

私のブログだから夢を語るのは自由。

でもヤスくんが好奇心を持って学びながらやりたいことをやってね。

それが一番のファンサービス!

 

おしまい