風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

いい夫婦の日

今日はポッキーの日であり麺の日であり、なんとチンアナゴやベースの日でもあるらしい。日付の形状や音の響きなどから、毎日が何かの日であるわけだが、こうも多岐に渡るといかがなものかと思ったり思わなかったり。

記念日に全く興味はないが、突然「11月22日いい夫婦の日」ネタを思いついた。

その日にブログアップすればいいじゃないかという気もするが、私の興味はすぐ風に吹かれてどこかに飛んで行ってしまうので、思い立ったが吉日だ。

それでは、ヨコヒナについて鬱陶しく語ってみよう(笑)

 

このふたりに焦点を当ててブログを書いたことは少ないかもしれない。決して無関心だったわけではない。寧ろ逆。グループ存続の鍵を握る人たちだと思っていたから、触れるのが難しいと感じていた。

何度も書いているが、関ジャニ∞を知ったのは、旦那が10年以上の歴を誇るファンだったから。しかもバラエティ専門なので、安定のヨコ担ヒナ推し。

(おかげさまで今現在も細々とファン継続中)

進行表を手にしたロン毛村上くんが、ヤンキー横山くんのツッコミや師匠すばるくんのボケをかわしながら、仕切っていたことを今でも覚えている。

ファンの方々に怒られるかもしれないが、このとき彼らがジャニーズ所属のアイドルだということを知らなかった私。

ジュニアの頃から薄らと知っていたすばるくんは、あまりにもキャラ設定が違うので別人だと思っていたし、亮ちゃんは、歌番組でよく見かけるジャニーズ所属の人によく似ているなと思っていた。

大変申し訳ない…。

 

月日は流れ、ジャニーズと認識したうえでファンクラブに加入した。初めてのコンサートは「エイタメコン」。目の前を闊歩する村上くんの姿を見てリアル紫エイターになり、気球に乗った横山くんの美肌に腰を抜かしそうになった、私にとって思い出深いコンサートである。

このとき、ふたりに形容しがたい「何か」を感じた。それは強い光を放っていた。

それだけに、すばるくんの存在感のなさが気になっていた。映像作品で感じたような「魂の叫び」が伝わってこない。声は聞こえているが、姿が見えない。小さいから見えないのかと無理やり納得していたが、今となっては「そういうこと」だったのかもしれないと、後出しじゃんけん的に思っている。

 

再び月日は流れ、関ジャニ∞は5人体制となった。

ずっと同じ道を共に歩んでいくと信じて疑わなかったすばるくんの背中を押し、兄のように母のように接してきた亮ちゃんを手放したふたり。

すばるくんや亮ちゃんと、明らかに得意分野が違うふたり。

あまり多くを語ろうとしないふたりの心中を、これ以上探ろうとするのは野暮というものかもしれない。

 

ときに言葉はいくらでも繕うことができる。このブログなんて継ぎ接ぎだらけだ(笑)そんなとき、言葉以上に雄弁なものがある。

最新のアー写から滲み出ていたもの。もちろんいくらか繕っているだろうけど、繕いきれないものもある。あの日初めてふたりから感じた「何か」を思い出した。

(まだしっくりとくる言葉がみつからないが…)

とはいえ、私には生身の人間を神のように崇める習慣はない。人は誰もが許し許され未完成のまま消えていくと思っているから。どこかで読んだと思われるアニメキャラの台詞を引用。架空キャラは神になりがちである。

 

落しどころのわからない「いい夫婦の日」ネタになってしまった。

だから夫婦は難しい。

 

おしまい