風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

2019年11月号「音楽と人」

最近、情報誌を購入していませんでした。

(あ…村上くんインタビューが掲載された『THE21』は購入。諸々読み応えあり。)

というのも、定額制マガジンサイトに登録してしまうと、月額400円前後で200冊以上が読み放題という時代です。私のように、情報誌を読み返す(眺め返す)ことがあまりない人にとっては、とてもありがたいサービスではあります。

保管場所を必要としないしね!

とはいえ、ジャニーズは白抜き黒塗りという伝統芸を披露しがちですが、例えば『ザテレビジョン』や『Myojo』などを見ると、なんの加工もなくわちゃわちゃが渋滞している時代です。ここまできたのかと感慨深いものがあります。

紙媒体でなければ読めない特集多いけどね!

 

そんな中『音楽と人』は我が道を行きます。購入したくなる佇まいがあります。

音楽と人 2019年 11 月号 [雑誌]

音楽と人 2019年 11 月号 [雑誌]

 

メンバーのインタビュー記事はありませんが、お馴染みの金光編集長が『十五祭』レポートと『二歳』レビューを書いています。

関ジャニ∞というグループにいたからこそ、この選択だったのかもしれない。(中略)言いたいことは、メンバーも、グループを離れた人も、幸せであって欲しい。その気持ちだけだ。 

(『十五祭』レポートより)

そうやって初めて自分で作った<プライド>は、現在も過去もちゃんと背負った場所だった。歌の大好きなライオンらしい、嘘のない場所だった。

(『二歳』レビューより)

 

今年の春先に発売された『音楽と人』。僅か7カ月前のことです…。 

音楽と人 2019年 04 月号 [雑誌]

音楽と人 2019年 04 月号 [雑誌]

 

このインタビューが行われた頃は、既に話し合いが進み、最終結論が出ようとしている頃だったのでしょうか。表紙は久しぶりのメンバー全員でしたが、インタビューは別々に行われていたようです。 

それなりにみんな大人になって価値観も変わるから、ずっと同じはずがない。でもどうなっても僕らにはメンバーにしかわからない、ずっと繋がっている何かがあって。

誰がどんな選択したって俺らはずっと7人ですから。いつも視界にはいっていますから。別のところを歩いてても嫌でもそこにいますから。これからもずっとそうですよ。 

これを読んだとき、過去のことではなく「これから起こることを暗示している」のだと感じました。ふたり以外のコメントも正直すぎました。

 

本人たちがそれぞれの落としどころを持っていればそれでいい。

 

寂しさはありますが「なかったことにしなかった過去」「目の前の向こうへ行こうとしている現在」そして「確かな未来」がある幸せを、今は噛みしめたいと思います。

 

週末、大型の台風が直撃するようです💦

関ジャムフェスが開催されるかどうか心配ですが、これからも私たちの周りで起こるかもしれない数々の困難を乗り越える知恵や術を、今は真剣に考えるときかもしれません。

ジャニーさんが遺してくれたエンターテイメントは「平和」「安全」があってこそのもの。それを決して忘れてはいけないと強く感じる今日この頃です。

 

おしまい