風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

あの空に向かって語り続けたい…

昨日、ジャニーさんが87年の生涯の幕を閉じられました。

突然の悲報に接し、心からお悔やみ申し上げます。

 

公式発表された「ご報告」。

その中には、ジャニーさんの子供のような存在だったタレントやジュニアたちが、病室でジャニーさんに語り掛けていた様子が書かれていました。

以前ブログにも書きましたが、私も病院で意識をなくしたことがあります。そのとき掛けられた言葉や思い浮かんだ景色は、今でもはっきりと覚えています。

だから、勝手な想像ではありますが、みんなの声や想いは、ジャニーさんにも届いていたと信じています。

 

自分のやり方を代々続けさせようとは思わない。親の気持ちで教育することは大切だけど、そんな愚直なやり方は、僕らの年代だからできること。みんな、それぞれのやり方で考えていけばいい。ただ、楽しいことが大切なんですよ。

朝日新聞2017年1月24日朝刊より)

 

この先、騒々しい日々が続くかもしれません。でも、社長名で社名がわかるくらいの組織が世代交代を迎えたとき、騒々しくなるのは仕方のないことだと思います。

結局は、なるようにしかならない。

関ジャニ∞ファンとしては、今まで通り、彼らの歩みを見守り楽しんでいくのみ。

私たちが思っている以上に、不安定で前途多難であろうこの国が、世界が、平和であることを、エンタメが希望の光になることを、祈りながら。

 

ここからは私事になりますが…令和を迎えたばかりの新緑の季節に、20年以上のつきあいになる友が旅立ちました。約3年に渡る壮絶な闘病生活の末でした。

彼女はゆずが大好きでした。何度も一緒にライブに行きました。

近所に住んでいた彼女の部屋のカーテンは、まだ閉じられたままですが、時々その部屋に向かって語りかけています。昨日は「ゆずが『ぴあアリーナMM』のこけら落とし公演をするよ」と報告してきました。

これから先、こんな素敵な報告を、ジャニーさんにたくさん届けることができることを、ファンのひとりとして静かに願っています。

 

おしまい