風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

風が強く吹いている

ゴールデンウィークが始まりました。

旦那は、光る棒を両手いっぱいに抱えて、草原に出かけていきました。私は、遠方に住む友人達が遊びに来る前に、諸々の雑事と戦っていました。この過ごし方が、ここ数年の、ゴールデンウィーク初日の恒例行事となりつつあります。

そこはかとなく不公平さを感じるのは、気のせいでしょうか。

 

そんな1日を過ごした今回は、大好きな三浦しをんさんの小説からタイトルを拝借し、次々と投下されるエイトごとについて、つらつらと書いてみたいと思います。

ライブチケット申込受付開始

やっとお知らせが飛んできました。特筆すべきは「デジタルチケット」の導入でしょうか。転売防止対策もあるとは思いますが、誰もが便利な端末を所有する時代になれば、この流れはある程度予想できたことではあります。

ここで「チケットぴあ」の取り組みについて、一部抜粋してみます。

電子チケット等による本人確認の厳格化

クレジットカード認証、QRコード認証、スマートフォン個体識別番号認証を利用し、お客様の本人確認を行っています。マイナンバーを活用した入場実証実験にも着手しました…云々。

マイナンバーを活用…。

どのように運用されるのか、まだ詳細はわかりませんが、チケットとマイナンバーが結びつくのも、時間の問題なのかもしれません。

新しい技術や制度が導入されてしまうと、後戻りするのは非常に困難です。紙チケットにこだわるのなら、紙チケット職人になって、伝統文化として守っていくくらいの気概が必要になりそうです。

それはさておき、まずは現実問題として、老いも若きも「デジタルチケット」の仕組みを正しく理解すべき時だと思います。

台湾公演開催決定

アルバム「ジャム」が発売された頃、台湾の街にジャム宣伝カーが走っていたという噂が流れました。真偽の程はわかりませんが、本当に走っていたと考えるのが、今となっては正解なのかもしれません。

昨日今日で決まったことではないのは、明らかです。

6人体制でお披露目される「14年間の集大成」そして「15年目のリスタート」。関ジャニ∞らしいともいえる波乱に満ちた挑戦を、異なる思想や文化を持つ人達が、どのように受け止めるのでしょうか。

残念ながら、参戦することはできませんが、遠い空の下で吉報を待っています。

 

 

まだ心の整理がついていない方にとっては、到底受け入れられないことばかりかもしれません。それぞれの考え方、歩む速度があると思います。しばらくは、揺れ続けてもいいのではないでしょうか。

ただし時間は有限です。

私は、唯一無二のグループ「関ジャニ∞」を、稀代のシンガー「渋谷すばる」さんを、私なりの距離感で、応援しようと決めています。けれど、寂しさがなくなったわけではありません。それを抱えたまま、応援しようと決めただけです。

決して立ち直りが早いとはいえない私が、寂しさを抱えたまま前に進もうと思えるのは、「未知の世界に対する好奇心が、寂しさに打ち勝ってしまう」からです。

この大変便利な、しかしながら、取り扱いを間違えると大変やっかいな性分を利用し、立ち直る術を模索し、今日に至っているわけです。

誰もが何らかの「落としどころ」を持ち合わせているものだと思います。

ご健闘をお祈りします。

 

おしまい