タイトルが少々変です。本当は「バンド編」を書こうと思ったのですが、とても全部は書ききれそうにない。そこで今回は、今でも一番好きなバンド曲「宇宙に行ったライオン」についての感想を、独り言みたいな感じで書くことにしました。
2部構成について
大倉さんが「何をやっても賛否あると思うけど」とレンジャーに書いてた。まあそれは仕方ないよね。みんな何かしら言いたがるし。求められていることと求めていることのバランスとりながら、何をすべきか、取捨選択するしかないと思う。
私が偉そうに言えることじゃないけど…。
バンドスタイルが好き。歌と踊りと笑いも好き。村上さんが言ってた。「究極の平均点を目指す」って。上手いこと言うよね。ある意味一番難しい挑戦。
でもバンドスタイル、今回のクオリティは維持して欲しいなぁ。音が違うし、演奏に向かっていく姿勢も違う。横山さんの唇もカピカピになってない。
これ一番大事…。
舞台演出について
大倉さんプレゼンツなのかな。現場も宇宙だった。私も行きたいよ宇宙に。
果てしなく続く宇宙の彼方に向かってスティック高々と掲げたら、水滴?光?のビーム的なものが飛んで行った。凄く素敵な演出だった。
そのあと大倉さん「にやり」。今度は私が宇宙の彼方に飛んで行ったよ。
次のライブは、ペンライトでビーム的なもの飛ばせばいいんじゃないかな。でもちょっと危険なかほりがするから却下。手動じゃなくて自動で虹色を演出するとかどうだろうか。嵐さんやってるからやらないか。次はどんな舞台演出になるのかな。
演奏について
村上さんのご近所がにぎやかになってる。
年々増えていくお友達。手数も多くなり音もよく聴こえてくる。ピーンと伸びていた指が、そっとゆで卵を握るようなカーブを描き始めた。ゆで卵になりたい…。
横山さんのご近所もにぎやかになってる。
この曲ではないけど、トランペットを赤子のように抱えながらティンパニー叩いていたときは驚いた。ちょっと忙しいお母さんみたい。まさにエイトの母。
歌について
渋谷さんの「ガオー!!」で沼に堕ちたようなもの。まさか「ガオー!!」でスイッチがはいるとは思わなかった。人生何が起こるかわからないね。
「ガオー!!」には金のたてがみがあるから、立派なオスのライオンだよね。オスのライオンって後ろから見ると無防備な可愛さがあるのよ。歌と全然関係ないけど。
「風が風であるように 遠くへ 俺が俺であるために 遠くへ 」
のびやかな声で歌う渋谷さんが好き。ヤンマーが好き。風が好き。俺も好き。
「もっと遠くが遠くがあるよと 少年が宇宙指す」
tornのユニゾン。向かい合って踊るノスタルジアをまだ引きずる♥
「もっと遠くへ遠くへいけるよ、雲の果て、胸の奥」
山田のユニゾン。胸の奥にスルリとはいってくる優しさ。
「遠くへ!!」
噛みつくような目をして歌っていた長髪の頃の渋谷さん。今はキラキラした野球少年のような瞳で歌っている。これ、お気に入りのクロニクルネタ。同じ歌でも、こんなにも感情表現が違ってくるんだね。
声量がありすぎてハモリはできそうにない村上さんの歌声も、優しさを残しつつ力強くなった横山さんの歌声も、ちゃんと届いてる。
ホント自分たちの歌を大切にしているグループだと思う。これからも、みんなが忘れかけていたような歌を、今の、未来の、スキルとハートで歌ってほしいな。知らない歌も多いんだけどね。聴いてみたいよ。
一気に書いたので、うっかり中の人がヌルっとでてきてしまったようなブログになってしまいました。より素に近い文体で書くと間違いなく脱線するので(実際半分くらい文章を削った)、程々にしておきます。でも、宇宙の彼方まで飛んでいけたので、楽しかったです。
おしまい