風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

君は男エイターになれるのか

我が家には「関ジャニ∞ファン歴10年あまり」の旦那がひとりおります。何度も書いているのでいい加減しつこいですし、旦那はひとりでなければ大問題です。

ただ問題はそこではなくタイトルです。「お茶の間∞ファンが遂に男エイターを目指すのか」と思われるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。仮に「ライブ参戦した者=エイター」と定義するのなら、旦那が「男エイター」になる可能性は限りなくゼロに近いです。それでも「扉は開いた」そんな感じがします。

年が明けてから僅か1カ月。関ジャニ∞の波状攻撃に狂喜乱舞する日々を送る中、「まだまだ悔しいし上を目指す」という彼らのあれやこれやについて、旦那目線を交えながら書いてみようと思います。

まずは旦那の「初期設定」から。

関ジャニ∞のバラエティ番組に特化した「お茶の間∞ファン」ですが、かなりの映画好きなので、「スキャナー」「疾風ロンド」「破門」は鑑賞しています。ところが、音楽だけは聴きません。洋楽好きにとって、相容れない音楽ジャンルなのかもしれません。そんなに頑なにならなくても…と思うこともありますが、無理強いすれば逆効果になることは、火を見るよりも明らかです。世の中に数多く生息していると思われる「メンドクサイ」旦那の典型です。

(メンドクサイのはお互い様ではありますが…)

変化①「ミュージックステーション」録画を自ら見た。

番組冒頭の関ジャニ∞登場シーンを見てポツリと一言「貫禄がでてきたな…さすが俺が見込んだだけはある」。今日の旦那は一味違います。最早「誰目線」です。再生機能を巧みに操作しながら、登場シーンから「なぐりガキBEAT」からのエンディングまで、じっくりと視聴していました。

音楽にも興味を持ち始めたのは、間違いなく「NOROSHI」からです。バンドスタイルの方が好きだと言っていたので「なぐりガキBEAT」はどうなのかなと思っていましたが、なかなかの食いつきようでした。ただ感想は特になく、疑問に思ったことを一言だけ。「バンド曲とダンス曲の線引きはどこ?」。私が答えられなかったのは言うまでもありません。まだまだ修行が足りないようです。

変化②「関ジャム」をリアルタイムで見るようになった。

以前ブログに書いた「約1年半前に私が突然関ジャニ∞ファンになった途端、クロニクルも関ジャムも一緒に見なくなった旦那」について。理由はわかっています。私の話し相手になるのが「メンドクサイ」からです。

でも最近は、ジャムセッションを含め一緒に見るようになりました。これは大きな進展です。完全に安田担になっています。どうやら歌声が好きなようです。関ジャニ∞の楽曲を、スマホに取り込む日はやってくるのでしょうか…。

最後に「7人だけの新年会2017」にポツリと一言。

私は、年1~2本くらいしかゲーム機能を使っていない「PS4」をデスクトップパソコンに繋ぎ「DVD&BD再生機能」を使って映像作品を視聴しています。もちろんTVにも素敵な再生機を繋いでいますが、ほぼ旦那専用機となっています。

でも突然「7人だけの新年会2017」を大画面で視聴したくなり、旦那に断りを入れてから、素敵な再生機で視聴することにしました。

(旦那に見せたかったという下心が半分くらいありましたが…)

ふと気づいたら、背後霊のような佇まいで静かに見ています。ここで「もっと前で見ればいいじゃない」なんて言おうものならすぐに消えてしまいますので、決して口にしてはいけません。そして、見終わって一言「珍しいグループだな」。なぜこの言葉を発したのか、私にもよくわかりました。

出会って約20年、グループ結成から約13年。同じメンバーで輝き続け、これから先も高みを目指していこうとすることが、どれだけ凄いことか。

もちろん頑張っているのは彼らだけではありません。事務所の他グループメンバーもそうですし、活躍の場に違いはあれど、誰もが何かを頑張っているわけです。

それでも「夢だけでは食べていけない」と思っている私のような冷めた人間にも、響くものがありました。結局は「そこ」なのかもしれません。そして「そこ」に向かって、数字も人も心も「男エイター予備軍」も、動いていくのかもしれません。

そんなことを思いながらの「7人だけの新年会2017」でした。

(「そこ」にはまる具体的な単語はいくつか思いついたのですが、あえて「そこ」にしてみました…)

 

 

関ジャニ∞が目指す高みの一端を担うかもしれない「男エイター予備軍」(=メタボ予備軍でもある)の動向を、これからも注意深く見守りたいと思います。

とりあえず「扉は開いた」と感じています。

 

おしまい