風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

関ジャム1009「音に言葉をおく」

しばらく留守にしていたので、やや情報不足気味に。情報収集しようとネットを覗いてみたら、あっという間に情報過多になり、今度は消化不良気味に💦

「年末が近づくとお祭り騒ぎになる」ということを、身をもって知ることができた、曇天の連休最終日です。

さて今回は、唯一購入した情報誌「ザテレビジョンZOOM!!」から情報を拾いつつ、「関ジャム」の感想を、おかゆ的な緩さで書いてみたいと思います。

 

まずは、関ジャム担当GPが語る「7人7色の音楽魂」について。

ソウルフルな歌声は唯一無二

「音楽愛」と色気あふれる万能プレイヤー

メキメキ上達中!努力の鍵盤担当

グルーブを支える縁の下のベーシスト

安定感抜群の職人ギタリスト

緩急自在&華麗なビート

●多彩な楽器に果敢にトライ!

見出しからの引用ですが、更に詳しいコメントが各々についています。その中で気になったのが、鍵盤担当の村上くんについて。

最近、キーボードフレーズが印象的なセッションが増えてきましたが、村上くんは、個人レッスンを受けたり、他のアーティストライブに積極的に参戦したり、陰で努力を積み重ねているようです。もちろん努力しているのは彼だけではないとは思いますが、「その上達ぶりは目を見張るものがある」と感じていたところなので、納得のコメントでした。

個人的には鍵盤楽器が一番好きなので、これからの上達ぶりにも、熱い視線を注いでいきたいと思います。

 

ここからは、昨日放送された「関ジャム」で、さだまさしさんが語ったコメントや歌詞を引用しながらの感想です。

歌詞の作り方  ー(心に響く)言葉の音のイメージを考える

「心に響くは消してください」と、さださんからの注文が入ります。確かに心に響くかどうかは、受け手の心事情に因るところが大きいですね。

言葉はメロディを持っているし響きがある。だから、音楽に歌詞がどうしても必要なわけではない。それでも歌う理由は「何か」を伝えたいから。

私の場合、ボーカルも楽器のひとつとして聴いてしまう傾向があり、声質や歌い方は気になっても、歌詞は印象に残るフレーズしか覚えていないことがよくあります。

そんな中、歌詞を調べてしまうくらい「何か」が伝わってくる作品は、歌い手の力量だけではなく、作り手の繊細な言葉の置き方が大切だということを、今回改めて知ることができました。

それと同時に、「開いた音」「閉じた音」の話に即反応する安田くんと、さださんが即興で作るメロディラインを解説できる古田支配人の音楽通ぶりに、感心する回でもありました。

あなたの眩しい笑顔と、友達の笑い声に、抱かれて私はいつでも、必ずきらめいていた(セッション曲「主人公」より)

錦戸くんが「友達の笑い声に~♪」と歌ったところで、丸ちゃんの表情が映し出されていました。メンバー間の温度が感じられる向かい合わせのセッションは、関ジャムならではの見所です。

過ぎ去った「あの頃」が、目に浮かんでくるような錦戸くんの歌声。すばるくんとはタイプの違う歌い方や声質ですが、このふたりのボーカルには、共通する「何か」があるような気がします。それが何であるのか、言葉で上手く表現できませんが、暫く余韻に浸りたくなるような「何か」を感じました。

のびやかな曲の流れに、錦戸くん安田くんのギターや丸ちゃんのベースがふんわりと乗り、横山くんのボンゴが心地よく響いた、素敵なセッションでした。

 

さて来週は、すばるくん&安田くんのボーカルで、ゆずの「虹」をセッションするとのこと。熱烈なゆずっこである友人にとって、貴重な「チケット有効活用要員」である私は、相当数ライブ会場に参戦していますし、ゆずファンでもあります。

どんなセッションになるのか、今からとても楽しみです。

 

おしまい