風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

渇いた花

さっくりと流して終わりにしようと思っていましたが、やはりこれだけは書いておきたいと思い、キーボードを叩いています。

今さら感がありますが「元気が出るLIVE!!」の感想を少々。

「渇いた花」が一番好きだという方、多いですね。私もそのひとりです。いろいろな形で披露されている楽曲ですが、このユニットと知ったときは驚きました。

ライブでは「すばるくんのボーカルに、村上くんのピアノソロをぶつけるのだろう」ということは予想できましたので、大丈夫なのか…村上くん…と。

鍵盤楽器をかじったことがあるので、TV等で披露した鍵盤を叩く指使いやリズム感が心許ないことは、すぐにわかりました。それがです。凄く上手くなっているではありませんか。「昔からピアノをたしなんでいましたが…なにか」くらい堂々としたものでした。

すばるくんを見つめる表情もいいですね。瞳に優しさを漂わせている人だとは思っていましたが、この日は優しさの上に切なさや愛おしさが入り混じった、私のようながさつな人間の日常には、まず存在しないオーラでした。

アイドル\(^o^)/

さらに、スタイルはいいし立ち姿も綺麗なので、スーツが似合います。床屋で整えているという髪形も髪染めも、30代半ばにさしかかった男の落ち着きを感じます。

あくまで個人的な見解ですが…最近の村上くんからは「いったい何があったの」というくらいの大人の色気が漂っているような気がします。それを引き出したのは、仕事なのか、プライベートなのか、マツコなのか…。

 

すばるくんの目つきも、ギラギラした噛みつくようなものから、優しく穏やかなものになったような気がします。時々鋭い眼光(もしくは、とろんとした眠そうな目)がこぼれでていますが。

トップアイドルがどんな苦しみを抱えて生き抜いてきたのか、私にはわかりません。でも、昔のすばるくんを見ていると、心の渇きを抱えきれず「どうしてわかってくれないんだ」と叫んでいた昔の自分を思い出すことがあります…痛いです…(笑)

たくさん悩んで苦しんで、心の渇き、少しは和らいだのでしょうか。

関ジャニ∞を知らない人たちが見たら「なかなかやるな」くらいで素通りしてしまうかもしれません。でも、彼らの人となりや歩んできた道のりを少しでも知ると、向かい合うふたりの歌声や楽器の音色が、心に響きます。

素敵なユニットでした。

 

以上、私なりのライブ映像の楽しみ方と感想でした。

おしまい