風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

マルベス

遂に始まりましたね。漏れ伝わってくる情報を目にすると、台詞を噛むこともなく、自分のものにしていたと。あの多忙なスケジュールの中、確実に仕上げてくるプロ根性に頭が下がる思いです。

見習え…じぶん…

 今から約15年前「マクベス」を観劇しました。唐沢マクベス、大竹マクベス夫人、そして演出は先日お亡くなりになった蜷川幸雄さんでした。

とにかく、大竹しのぶさんが…とても大倉くんのメル友だとは思えない凄まじさで…後半からは、何かが憑依しているとしか思えないくらいで…怖かった…

その後も、怖いもの見たさから大竹しのぶさんの舞台を何本か拝見し「やっぱり憑依している」(褒め言葉)と思ったり、元ご主人の舞台も拝見し「このふたりが夫婦生活を送るのは無理だ」なんて思いながら楽しんでいましたが。

前置きが長くなりました。ここからが本題です。本日発売「BEST STAGE」の対談記事から、演出を担当された鈴木裕美さんのコメントを抜粋してみました。

珍しいタイプ

どんな演者さんも、稽古の最後のほうになると「もう脳が回りません」サインがでるのに、今日は持ち直してもう1回ギアが入った。

確か長距離マラソンが得意でしたよね。粘り強さと負けず嫌いな性格がよくでているエピソードだと思いました。地力がありそうです。

俺フィルターを通したマクベス

俺の血や肉や骨、声を通した「俺でしかない」表現にならないとダメ。「俺がどう感じるか」ということに責任をとらなくてはならない。

村上くんが命名した「マルベス」は的を得ているようです。かっこよさ、女々しさ、ラブラブさ、甘え、狂気…その全てが32歳の丸ちゃんフィルターを通して演じられるわけです。これは心して観劇しなくてはいけませんね。

ホント真面目!

ある意味「ジャニーズクオリティ」と言える。沢山のファンに愛されている分、愛されているだけではダメ、返していかないとという責任感は凄い。

丸ちゃんは、特に責任感が強そうです。何かと標的になりがちなジャニーズですが、タレント発掘と育成は超一流なんでしょうね。

ジャニーさん…

本日発売のもう一誌「STAGE SQUARE」には、単独インタビュー記事が。こちらは未購入なので記憶が曖昧ですが、すばるくんが応援してくれたこと、忙しい時間を割いてメンバー全員が毎回必ず観にきてくれていること、それは長いつきあいになるとなかなかできることではないこと…等を話しながら「話しているだけで涙がでそうになる」とコメントしていました。

いやいや私が泣きそうです…

素晴らしい経験を積んで、またひとまわり大きく成長するのでしょうね。せっかく絞り込めてきた体形は維持して頂きたいと思うのですが、舞台が終わったらいつものポッチャリさんに戻ってしまう予感がします。

そんな丸ちゃんを、これからも私なりに応援したいと思います。

おしまい