風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

丸ちゃん七変化

少女漫画風メイクでクロニクル新コーナーのMCを務めるという離れ業。

新しい扉を開いたというよりも「古い井戸の底から手招きされた」感のある衝撃度。井戸の底は覗いてみたくなるタイプなので、実に楽しい。

そんな楽しさの中、今回は私の目を通した「丸ちゃん七変化」を、無理やりカタカナ英語に当てはめて、アイウエオ順に並べて書いてみた。

お時間のある方はどうぞ。

<其の壱>アイドル

それなりの定義があるはずだが、私が足を踏み入れて約3年半、実に主観的で拡大解釈の多いジャンルだと感じる日々。

そんなジャンルの荒波を、スイスイ泳いでいたかと思えば、大波にのまれて溺れかけたりしている丸ちゃん。どのメンバーよりもアイドルを意識した言動が多い…と書きたいところだが、最もアイドルから逸脱していると感じることも多々ある。

私が知っているアイドルの定義には、悪夢にうなされそうな少女漫画風メイクをして目を細めるという表現はない。実に興味深い。

<其の弐>アクター

毎週欠かさず連ドラを見ている。上昇志向の強い営業課エース『加東亜希彦』役だが、隠しきれない人の良さが滲み出ているところがイイ。これから先、銀行内の派閥争いに巻き込まれていく予感。ガンバレ亜希彦!

丸ちゃんの「役者」としての活躍、特に地上波ドラマをリアルタイムで見たのは、まだその存在を認識していなかった『ストロベリーナイト』以来。七変化の中で一番知らない「役者」としての活躍を、これからも楽しみたい。

<其の参>エゴサーチ

ファンの間でも賛否両論。どんな意図で頻繁にサーチしているのかはわからないが、誰に何と言われようと止めないどころか、芸風にしてしまうところが凄い。

ネガティブな意見に落ち込んだりするくらいなら止めた方が良いと思うけど、本人がどのくらいダメージを受けているのか、本当のところはわからない。実はもの凄い耐性がある「M体質」なのかもしれないし、子守歌に聞こえているかもしれないし。

いい大人が自分なりに考えてしていることだと思うので、緩く見守る。

<其の四>ギャガー

アイドルがギャガーギャガーがアイドル。

<其の五>ベーシスト

関ジャニ∞のベーシストとしてはもちろんだが、ジャムセッションしている姿に最も「色気」を感じる。『anan』で対談した行定監督も、ベースを弾く姿に「色気」を感じていたらしい。

 「何かに真摯に向き合っているブレない姿に色気を感じる」(監督談)

わかる!特にジャムセッションは、ゲストの方でも緊張するという一発勝負。それを番組開始当初からほぼ毎月続けている凄さ。

ちなみにこの対談で、丸ちゃんも行定監督も、すばるくんに男の「色気」を感じていたと話していた。切ない解釈だったが、私もずっと感じていたことだった…。

<其の六>ボーカリスト

耳がいい人、自己陶酔できる人は、総じて歌が上手い。

(当ブログ調べによるカラオケレベルの話)

丸ちゃんは「多彩な声色」を持ち、それを上手く歌い分けているように感じる。ヤスくんも同じかもしれないが、またタイプの違う多色使いかも。

絶対的なボーカルの上をいったり下にきたりし続けた日々は、揺るぎない信頼と実績の「歌」に昇華した。

<其の七>ワンパック

アイウエオ順の最後を飾る、丸ちゃんの「素」を表現する単語。

『GR8EST』特典映像に収録されていた「6人だけの初夜」。あのとき披露した「ワンパック」はとても可愛らしかったが、もう運動する意味がわからなくなったり、内臓脂肪がつきそうな食生活を続ける丸ちゃんには、心配を通り越してすがすがしさすら感じる。

(年齢を重ねると色々と不具合がでてくるから気をつけた方がよいとは思う)

躾が厳しかった(らしい)両親の元、京都で生まれ育ち、多感な少年時代をジャニーズ事務所で生き抜いてきた丸ちゃん。こうして遠くで見守っているファンとしては興味深い存在だが、近くで接しているメンバーは、どんな風に思っているのだろうか。

例えば村上くん。

しめじと豚肉とニラを持参して丸ちゃん宅に遊びに行ったのは「KING」だと言い張っていたが、丸ちゃんの「素」を一番よく知っている人なのかもしれない。

 

関ジャニ∞に生かされている

雑誌「CUT」で語っていた言葉。

ひとりでは辿り着けなかったかもしれない「七変化」。

 

仲間っていいね。

 

おしまい