風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

(続)新年のごあいさつ

新年のごあいさつ…というか、好きなこと、今年やりたいことを、つらつらと書いているだけです。お時間のある方はどうぞ。

本を読む

読書家というほどではありませんが、それなりの冊数を読んでいます。ただ最近は「ノンフィクション」と「ファンタジー小説」ばかり。ジャンルの振り幅は大きいですが、根っこは繋がっているような気がします。

今一番楽しみにしているのは、ファンタジー小説十二国記』の続編。

途中短編集を挟んだとはいえ、実に18年ぶりの新作です。

こんな気の遠くなるような超大作シリーズをたくさん愛読していると「たかが数年くらい」という感覚になり、なぜか心にゆとりが生まれます(笑)。

ただ、このシリーズのみを待ち続けるのは苦行。もちろん、他に愛読している超大作シリーズもあります。

昨年久しぶりに外伝が発売された守り人シリーズは、続編も期待できそう。

でも、楽しみの果てが大団円とは限りません。長く読み続けていた物語の結末が「主人公を含め主な登場人物全員消滅」というとんでもないものもありました。

思い描いたとおりにはならない……これもまた人生。

ネットを回る

本という形をとっていない、ネット上の記事やブログなども読みますが、書き手の「顔」が見えるものに限ります。

これは実際に見えているという意味ではなく「書き手の実名(あるいは信頼できる所属名)が記載されている文章」「実際にお会いしたことがある(あるいはその人と繋がりのある)書き手の文章」「心惹かれる文章」。これまでもこの先も譲れない、私の「限り」です。

とはいえ、書き手の顔が全く見えない「文字」を見ることもあります。

例えば、Twitterでの誹謗中傷や着地点の見えない愚痴。罰則が書き手に及ばない限りは、これからも連日のように荒れた「文字」が飛び交うことでしょう。

でもそれは、街中で職場で居酒屋で、至る所で飛び交っている「会話」とよく似ています。私の心の中の会話にも、秘かにそれが飛び交っているかもしれません。

(ただし世界中に発信しようとは思いませんが…。)

そんなどこにでもありそうな「文字の羅列」を必死に追うよりも、真実を知り、心惹かれる「文章」を読み、時々ブログを書き、対面して会話した方が、私は面白い。

(対面して会話するということは、会話以外にも、待ち合わせ場所に向かう道程や食事や場の雰囲気を楽しむという、たくさんの面白さが詰まっている。)

日々楽しく過ごすためには、その面白いで十分。今年もこんな感じでいきます。

 

ライブや舞台についても書きたかったのですが、長くなるのでまた別の機会に。

 

(追記)

大倉さんのレンジャーに書かれていた「夢は叶ったときにしか口にしない」に共感。まぁ私の場合は、かなりハードル低めに設定した「夢」なので、叶ったところで語るほどのことではないわけですが…。

数年後に達成したいと思っている夢に向かって「着々と準備をしている」風な感じを味わいながら、今を楽しんでいきたいと思います。

 

おしまい