風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

2018年を振り返る④

怒涛の振り返りラッシュです。

このブログ書いている人、今年を1文字で表現すると「楽」になるって書いていたくせに、楽はしていそうだけど、たいして楽しそうではないし、そんなに2018年を振り返っていないし…。

(年末に振り返る習慣が、あまりないもので…。)

今回も、単なる雑談になってしまいました。先に謝っておきます。

 

前回「わからない!」と叫び続ける人たちのことを書いているときに、昔一緒に仕事をしていた後輩のことを思い出していました。

もうね…ホント…大変だった…。思い出すだけでめまいがする(笑)。

「わからない!」が口癖だった後輩は、別名「SNSの女王」と呼ばれていました。その情報量と分析力は、危うく尊敬の眼差しを向けそうになるくらいのハイレベル。ほんの少しでいいから、その能力を仕事に向けてくれたらと何度思ったことか。

そんなある日のこと。朝からご立腹気味だった私に、

「先輩!こういう時のためにTwitterがあるんですよ。基本愚痴り放題ですよ♥」と、ライトなノリで教えてくれたのです。

えっ…基本ってなに?もしかして基本料金プラン的なものがあるの?そもそも誰に対してご立腹なのかわかってる?ええぃ!思い出すだけで腹が立つ…。

すみません…どうでもよい思い出話になってしまいました。

(ちなみに現在後輩は、モンスター級の後輩君に悪戦苦闘しているようです…。)

 

私たちがほぼ毎日見つめているディスプレイの向こうには、渋谷駅前スクランブル交差点の如く、多様な価値観を持った人たちが行き交っています。

ただ、スクランブル交差点の人たちは、ほぼ通りすがり。ディスプレイの向こうの人たちは、何度か見かけるうちに親近感がわき、勇気を出して「こんにちは」と挨拶を交わせば、素敵な出会いが生まれたりもします。

でも残念ながら、出会いが悪い方向に振り切れることもあります。

例えば、集団で追っかけをする人たち。その人たちを勢いづかせてしまうのは、SNS上での近い距離感から生まれる「結束力」も一因のような気がします。昔とは比べものにならない情報伝達スピードも、勢いを後押ししているかもしれません。

 

世の中、どんなに考えてもわからない人がいるけれど、これはその典型。

それでも、私なりに考えてわかったことは、「私にはそんなことをする時間もお金も熱意もない。ましてや旦那が知ればご立腹だろう。」ということ。

その人たちには、間違った行動に気づき本気で怒ってくれる、都合の良い物理的な距離ではなく「心の距離が近い人」はいないのでしょうか。いたとしても、それを感受できない事情があるのでしょうか。

(こうやって問いかけることが空しくなってくるくらいの状況なのでしょうが…。)

 

誰かのことを思い、本気で怒ってくれる人は、とても貴重な存在です。私が今現在こうして「楽」しく過ごせているのは、そういう人たちのおかげでもあります。

 

怒ったり苦言を呈することは、自分の身を削ること。それでも信念を持って、先輩に怒られたことを思い出しながら後輩を指導したり、集団で迷惑行為をする人たちに苦言を呈したりできる大倉さんは、とても貴重な存在だと思います。

だから、多少のことは目を瞑り(笑)これからも大倉さんを暖かい目で見守ろうと思った2018年でした。

(長い長い前振りでしたが、結局はこれが書きたかった…笑)

 

大倉さん、来年もお世話します。

(会報VOL.28参照)

 

つづく…感じだね、これ…。