風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

ジャム参戦記(ネタバレだらけ)

東京ドーム最終日に参戦してきました。薄れゆく記憶をたぐりよせながら、私なりの感想を「ざっくり」と書いてみたいと思います。

参戦の心得編

エイタメコンの初参戦記などにも書きましたが、私は「箱推し丸担紫エイター」という、独自に編み出した道を黙々と進んでいます。せめて趣味の世界くらいは「好きにしていいから好きにさせてください」と思っているので、特に同志を募ることなく、ひとり道なき道を進んでいるところです。

服装&グッズ編

クローゼットの中は「黒白」&ジーンズばかり。今年の春から夏にかけては、インクカートリッジでおなじみの「マゼンタ(紅紫色)」がマイブームだったので、その色をひっそりと取り入れた参戦服にしました。ちなみに「マゼンタ」には「日常の出来事を楽しみ感謝する」という意味合いもあるようで。エイト事\(^o^)/です。

今回新たに購入したグッズは「パンフレット」「マフラータオル」「ポーチ」そして「ジャンボうちわ」。誰のうちわを購入したかなんて、書くだけ野暮というものですが…うちわを見た瞬間、ブラックホールに吸い込まれた人みたいになった旦那の表情は、結婚生活で3本の指に入るくらい印象深いものとなりました(笑)

(吸い込まれた人を見たことはありませんが…)

バンド編

ベーシスト丸山隆平さんのソロ。この刹那の衝撃が、マイベストバンド編に輝きました。元々鍵盤楽器好きなので、ピアノソロなどに心奪われることは多々ありましたが、何気なく聞いていたベース音に、それもソロに、衝撃を受けるとは思いませんでした。先日発売された「ベースマガジン」も購入し、丸山さん特集以外も少し読んでみましたが、正直意味不明(苦笑)。ベースの良し悪しなんてさっぱりわかりませんが、丸山さんのベースソロに衝撃を受けたという事実と感覚は、覚えておきたいと思います。映像化されたらもう一度確認したいと思っていますが、もしかすると現場での迫力込みの感動だったのかもしれません。

そしてあえての「夢への帰り道」推し。ソロパートはもちろんですが、ハモリがよかった…綺麗だった…空気清浄機だった…。「エイトさんはジャムの森の宝箱からバラード製の武器を手に入れた」ゲームっぽい表現ですが、そんな感じです。

今回限りなのかどうかはわかりませんが、パートを分けてのバンド編は、潔くて良かったのではないでしょうか。私は好きです。

MC編

前日まで「ananネタ」で盛り上がっていたのを知っていたので、密かに楽しみにしていましが、なぜか大人しめに番宣。TVカメラが入っていたからですね、きっと。村上さんの新レギュラー番組発表では、情報番組で伝えられていたとおりのどよめきが起こりました。「これ以上レギュラー増えて大丈夫なの?」という驚きもありましたが「たった1回の特番で決まるの?」という驚きのほうが、大きかったかもしれません。ご本人も驚かれていたようです。

トークは本当に安心。「定型」があった上での「崩し」がお見事。この年季の入った団体芸は、他の追随を許さないのではないでしょうか。

MCの流れから「奇跡の人」へ。色々な意見が飛び交ったようですが、楽曲提供者の意図を理解した上での持論展開は、一向に構わないと思います。私くらいの世代になると、旦那に何を言われようが気になりませんし、女性の方が長生きをするという特性を生かし「そんなことしてたら将来介護しないわよ」と脅して終了ですが。この曲はよく目にした「男尊女卑」ではなく「世代格差」(いや個人差?)のある作品なのかもしれません。

アイドル編

アルバム名を冠した「JAM LADY」からスタートです。この曲と「ネバネバ」は、聴いているだけで混乱してくるメロディラインなので「大丈夫?」なんて心配していましたが、それが申し訳なくなるくらい、ひたすら楽しくちょっとアレな作品でした。

岡崎体育さんの「えげつない」のラップバトルとダンスも斬新。次に楽曲を提供するなら「ミュージカルソング」と仰っていたようですが…割と賛成です。

「DO・NA・I」を歌っていたバックステージは、エイタメコンで座った席の正面。心の中で「あああああああ!」と叫びながら、斜め45度後方から楽しんでいました。この曲は、ダンス込みでかなり好きです。

「Answer」では、ジュニア時代の写真と今現在の姿の対比に涙し、「ノスタルジア」では、その続きを歌いながらひとつだけを信じていました。この2曲は、今すぐにでも映像で再確認したい作品です。

「青春のすべて」は、メンバーの何人かが感極まっていました。もう青春の「せ」の字の記憶もない私にも、都合よく捏造された青春時代の記憶が、うっすらと蘇ってきました。もう二度と戻らないからこそ美しい…遠い昔の記憶です。

この曲は「Aスタ」で披露されました。ジャムコンを通して感じていた「グループとしてまとまってきた」は、空耳ではなかったようです。生歌にこだわった渋谷さんにひっぱられ、ここまできたのは大きかった。その渋谷さんがメンバーに、メンバーが渋谷さんに、寄り添いながらひとつになったように感じた作品でした。

バックを彩るジュニアの子たちからは、一生懸命さが伝わってきました。後輩を育てるのは大切なこと。ライブのテーマに沿った演出ならば、後輩にもどんどん活躍の場を広げてあげてもいいのでは。

全体を通して

ジャンボうちわを購入して旦那をブラックホールに放り込んでしまったので、「ジャムライト」は購入しませんでした。これも夫婦円満の秘訣です(笑)。結構気に入っている「たこ焼きライト」を持参し、電池交換作業込みで楽しみました。

実は「みんなで同じ動きをする」ライブは少々苦手です。先日参戦した「coldplay」東京ドーム公演では、様々な国籍の人たちが、思い思いにリズムを取りながら、実に楽しそうに踊り、歌い、音を楽しんでいました。素敵な空間でした。

でも、ペンライト文化も捨てたものではありません。音や動きに合わせて、自然とペンライトを振る楽しさ。光の渦の中に吸い込まれていくような感覚。「エイトさんたちも同じ景色を見ているんだな」という一体感もありました。

今回のライブは、前回のエイタメコンより会場の盛り上がりが大きかったような気がします。座席の違いや、参戦日の違いもあるかもしれませんが、「これはどうだ」「これでもか」と畳みかけてくるセトリが、良かったのかもしれません。

これが全体を通して強く感じた感想です。

 

「新年会」を見た時から、何か予感めいたものはありました。あの頃には既にアルバムやライブの話が進んでいたのでしょう。そして今はもう、次の「何か」に向けて進んでいるはずです。「大切な日」をマメにチェックすることにします(笑)

 

スト2公演…無事完走できることを、心から祈っています。

 

おしまい

 

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