風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

おべんとうばこのふた

これっくらいの おべんとばこに おにぎりおにぎり ちょっとつめて

きざみしょうがにごましおふって にんじんさん さんしょうさん

しいたけさん ごぼうさん あなのあいたれんこんさん 

すじのとおったふーき 

1978年に発売された童謡「おべんとうばこのうた」の一部を引用しました。1行目の歌詞とメロディーなら、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。長く歌い継がれてきた曲ですが、私の耳に残っているのはこの1行目だけ。どなたが歌われていたのかは、残念ながら全く覚えていません。

 

さて…タイトルには「おべんとうばこのうた」ではなく「ふた」とあります。かなり無理のある展開ですが、先週土曜日の「スバラジ」で、メンバーの特徴を生かした「関ジャニ∞幕の内弁当800円」を企画したときのお話に繋がっていきます。

どんな幕の内弁当が出来上がったかというと…

横山くん  一番大事な「白いご飯」

丸ちゃん  箸休めの「きんぴらごぼう

大倉くん  一番の目玉「高級ステーキ」

錦戸くん  超偏食の「カップ焼きそば」※お湯コーナーあり

安田くん  見たことないメーカーの「ゼリー」

村上くん  しょうがないから「なすびのおひたし」

パブリックイメージ通りです。「おべんとうばこのうた」と比較すると、少し栄養が偏り気味ですし、彩りが足りません。

でも、残るはすばるくん。メンバーカラー「赤」を生かして「梅干し」あたりで攻めてくると思ったら…

関ジャニ幕の内と達者な字でかかれたええ蓋

いつもながらの斜め上の発想に笑ってしまいましたが、その心は「これだけみんなが頑張っているから、僕はがっちり守っていきたいんですよ」なんですね。

何気ない一言ですが、すばるくんの素がでていたような気がします。私はすばるくんの「グループ愛あふれた」飾らない一言が大好きです。

 

すばるくんとはまた違うタイプの斜め上の発想力を持っている丸ちゃん。

関ジャニズム」の特典映像に「丸山が2050年からやってきた」がありました。狙いや落としどころがよくわからない企画をもってきて、メンバーを疲労困憊させるというやつですね。

実は私…あの企画大好きなんです。

2017年にピークを迎え、2050年には解散してしまっている関ジャニ∞。それを阻止するべくタイムマシンに乗って2014年にやってきた「丸山隆平67歳」という設定。メンバーの36年後の姿を合成写真で披露したり、一発ギャグをやらせたり、やりたい放題でしたが…。

丸ちゃんが席をはずし、6人で将来の夢を語るシーン。

安田くんの「みんなでコントをやりたい」大倉くんの「ファンと距離の近いイベントをやりたい」すばるくんの「ジャニーズ初をたくさんやりたい」など、夢をかなえつつあることに気づかされます。

ちょっと厳しい道のりかな…と思ったのは、

海外進出したい

まずは語学力。クロニクルの英会話伝言ゲームを見ていると、そのように思ってしまいますが、演出の福山さんが「東京オリンピックを見据えた企画」だと言っていましたので、この辺りのタイミングで、海外進出への足掛かりを掴むかもしれません。

昨今の世界情勢を考えるとリスクも高そうですが、それ以前に「何を売りにし、どのようにアピールするのか」が問題です。

でも、夢を持ち挑戦し続けることは大切です。こんな夢を引き出した「きんぴらごぼう丸ちゃん」も、すばるくんと同じく「グループ愛あふれた」人ですね。ふたりの愛の表現は独特ですが、メンバーをよく知り、よく考えていないと出てこない発想だと思いました。

 

おしまい