風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

関ジャム0724「あれやこれや」

支配人として君臨する古田新太さんが、異彩を放っている音楽番組です。凄い存在感です。いつもそのラフな装いを目で追い、話に耳を傾けてしまいます。

(今更ですが…支配人ひとり体制になっていることを、HPを見て知りました。)

さて、昨日の関ジャニ∞のメンバー。

まずはすばるくん。目が「しばしば」ではなく「ギラギラ」していました。さすがボーカリスト、共感するところが多かったようです。もうひとりのボーカリストも、涼し気な顔で熱く聞き入っていました。村上さんは安定の名司会者ぶり、ドラマーがボンゴマスターをいじっていたのはご愛敬。

そんな7月24日放送回についての感想を、思いつくまま、あれこれと書いてみたいと思います。

ゲストの「平井堅」さん

無表情で彫りの深い顔立ちなので、無口で怖い人だと勝手に思い込んでいましたが、こんなにも話が面白くて、笑顔がかわいらしい方だったんですね。声フェチだったり、桑田さんをストーカーしたりと、好きなものや人に徹底してこだわる「凝り性」タイプのように感じました。

テーマは「日本の美しいボーカリスト6人」

私の心にぐさりと刺さったのが、スピッツ草野マサムネさんが歌う「楓」。

さよなら 君の声を 抱いて歩いていく

ああ 僕のままで どこまで届くだろう

辛すぎて倒れそう…(笑)

そうか…どうしてこんなにも心に刺さるのか、やっとわかった気がします。あえてテクニックなしの歌声だからこそ、その世界観に引き込まれるわけですね。

倒れそうになるのは、私のトラウマのせいだけではなかったようです。

セッションは「ソレデモシタイ」

インド人ダンサーを従えたMVを見て「この衣装で踊るのか」と一瞬ひるみましたが、蓋を開けてみたら、大倉くん曰く「関ジャムいち難しい演奏」でした。

 

ありきたりな表現ですが

素晴らしかった

技術的なことなど詳しいことはわかりません。でも難易度の高い曲を見事に仕上げてきたところ、平井堅さんが感動していたプロとしての姿勢を見せたところ、そんな目に見えないものが「音」に乗っていたのかもしれません。

圧巻だったのが、関ジャニ∞が誇るツインボーカルふたり。すばるくんは「大切な何か」がとれそうになっていました。錦戸くんが「歌とギターに苦戦した」とレンジャーに書いていたのは、きっとこの曲のことですよね。

ふたりのハモリが絶品!

すばるくんの高音と錦戸くんの色っぽい声が、平井堅さんの声と見事に融合していました。鳥肌ものです。

大倉くんがいつもより難しい顔をしながらも安定したリズムを刻んでいましたし、メンバーについていくために必死に練習しているというふたりも、安心して演奏を見ていられるようになりました。

この「音楽に真摯に向き合う姿」に乗せて流れてくる「音」が、彼らの魅力のひとつなのかもしれません。

 

最後に…私が関ジャニ∞ファンになった途端、一緒に「関ジャム」を見なくなった旦那に一言。話し相手になるのが面倒くさいのはよくわかります。でも、素敵なTVもレコーダーも揃っているというのに、なぜか録画をWiFiで飛ばして「小さいタブレット」でこっそり見るのは、やめてもらえないでしょうか…(笑)

セッションを絶賛していたので、良しとしますが。

 

おしまい